『全てはこの夏のために』 DustyFruitsClub「VIVID COLOR NIGHT」公演感想

久々のブログです。

そうです、DFCのライブに行くとここが更新されるのです。

 

 

まずDFCってなんぞ?という方は以下記事も参照してください。

露骨なアクセス稼ぎ。

calpasmeat.hatenablog.com

 

 


ざっくり言うと『声優の矢野妃菜喜さんがメインボーカルの音楽グループ』、
それが「DustyFruitsClub」。
とりあえずYouTubeにMVがいくつかあるので見てくれないか。

 

twitter.com

youtu.be

youtu.be

 

 

 

まずは今回のライブ背景などを軽く。
6月にアコースティックライブがあり、その中で

「7月にライブをやります、今回は2日間あります」と発表がなされた。

そのアコースティックライブ自体は配信で見ていたのだが、私は大いに慌てた。


「思っていたよりずっと早い日程で来た!!!」
というのも、昨年12月に行われたライブ以降はまだ新盤等が発表されていなかったのだ。
それをいいことに

(新盤出してからリリース記念のライブやるんだろうしまだ先だろう……)

などと浅はかな考えを浮かべていたわけだ。
現実はかくも簡単に覆るのだから、つくづく自分というものが信用ならない。チケットは先着順なので前回参加した12月の時と同じように販売開始5分前にはスマホに張り付いてなんとかチケットを確保して、今回のライブに臨んだ、という形になる。

 

1日目は他の方が感想をあげていたので、ここでは2日目の紹介を。

 

前置きが長くなりましたが、以下感想です。

 

 

 

たのし~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

いや、マジでこれなんですよ。

会場出て最初に口にした言葉がこれ。
終わったら身体が痛くなるとか、汗の量が半端じゃないとか、次の日しんどくなるとか、そんなの分かった上で自分にあるエネルギー全部を使うことを無意識に選択させてくれるライブなんですよ。
それだけこのグループが持っている力がすごいということだし、私たちを魅了するものを持っているということになります。
私の稚拙な感想ではまるでその迫力が伝わらないんですが、気になった人は是非来て欲しい。
なんならチケ代出すので来て欲しい。いや本当に。
本当にそう思わせるだけの力があるので。

 

万感を上の文章に込めたので、これ以上言うことがない……のではありますが、それではさすがにあまりにもアレなので、印象に残った衣装とか曲とか書いていこうと思います。

 

 

衣装
アルジェの』衣装じゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!(倒れる)
ライブ始まって矢野さんが出てきていきなり気失うかと思った。
『アルジェの夏』をフォロワーの車で聴いて興味を持った経緯を持つオタクなのでそれだけで満足してしまった。最高だな???
しかも今回は曲中の季節通り夏真っ盛り。時期としても本当に完璧だった。
(どうでもいいがこの日は雲もほとんどないかんかん照りで、ライブ始まるまでに既に大汗かいていた)


アンコール後のTシャツもとても可愛らしい。1日目は白だったのでこの日は黒を着られていたのだが、ポニテとよく似合われていた。フレッシュな感じが特に際立つというか、そんな感じ。(語彙の消失)

ヴィレヴァンコラボのキラキラしたイラストがそれを際立たせていて、すごくおしゃれでした。
メンバーさんが着られていたのも風流だった。女性陣は、男性陣は金魚と菊の花が描かれたシャツ。黒地に赤と白の鮮やかな金魚が泳いでいて涼しげな印象があった。ライブは激アツだったし坂田さんめっちゃ汗かいてたけど。

ところでこのシャツ、「販売はしません」とのことでしたがどうか販売していただけませんか?
めっちゃ普段使いしやすいので何着か欲しいし、着たいです。
1日目の上着?レインコート?も含めてめちゃくちゃ欲しいです。


多田さん、もしこのブログを見られていたらどうか御検討お願いします。(多分見られていないと思う)

 

 

楽曲
とりあえずセトリを書く。間違ってたら許して。

 

1.  Beautiful Pain
2.  もし最後の夜だとしても
3.  Grow
4.  Scream!
5.  LOVER BOY
6.  SAYONARA△
7.  Simple life
8.  ラブソングは歌わない
9.  勇気のかけら
10.夢の中
11.ひとりでも大丈夫
12.ハレノヒ
13.Don’t stop the music
14.ウタナンチュ
15.Rumbling Rumbling
16.ROCKSTAR
17.アタリマエ
18.アルジェの夏

enc1.Herz
enc2.next Sunday

w enc.Beautiful Pain

 

強いな???(一人で納得)
もちろん合間合間にMCは入ったのだが、まず最初の4曲の時点で観客を暴れさせにきている。
いきなり飛ばしすぎだし、事実メンバーの皆さん全員がかなり飛ばしていたのでめちゃくちゃ疲れた。


『Scream!』なんかは結構なヘドバンがある曲なんですが矢野さんがニコニコしながら思い切りヘドバンがされていてこちらも思わず笑顔になりました。首も振った。おかげでまだ首が痛い。

 

『LOVER BOY』は本当によすぎる。最後を締めるのに相応しいというか、「俺たちはこれからも続くぞ!」って感じの歌だと勝手に思っているんですが、前半に来てもまるで違和感がない。2番の「最低なのは最高な自分に気づかないこと」って歌詞が好きすぎます。

 

個人的にすごく印象に残ったのは『Simple Life』。歌が素晴らしいというのは大前提として、これに関しては演出込みでさらに、という感じでした。会場のREX渋谷さんの設備が変わったのか分からないのだけど(変わってないかもしれない)、後ろの映像が色鮮やかですごく綺麗だった。ちょっと気だるげでみんなどこかで(そんな日が私にもあったな)と思わせるような歌詞の本曲と不思議にマッチしていて良かった。

「まぁいいかな!」が可愛すぎて死にました、私は。

 

1日目では温存されていた『ラブソングは歌わない』もよかった。まったりとした雰囲気の恋愛ソングであるこの曲がすごく好きなんですが、バイオリンが加わると少し大人びて聞こえてきたのに驚いた。

 

『ウタナンチュ』はまだDFCのボーカルが複数人いらっしゃった頃の曲で、矢野さんが歌われている音源はない曲だったので、一瞬「?」ってなったレアもの。矢野さんとしては初披露とのことだったんだけど、実はずっと前に別のライブでやっていたらしい。それを覚えているファンがいらっしゃってすげぇなぁ……となりました。曲もタイトルの通り明るいけどどこか心に沁みる歌でした。ありがとうございます。

 

『アルジェの夏』はいつも通り最高でした。DFCの所謂キメ曲という立ち位置(たぶん)なのでライブ終盤にやってくれるわけだが、だいたいここで全部のエネルギーを使いきってる気がする。ただ音楽に身体を乗せて、タオルを振る。これほどまでに幸せな瞬間ありますか? ありませんね。

 

そして『Beautiful Pain』ですよ。アルバム『Seeds of sound』の一曲目なので、これが開幕に来ると「始まるなぁ~」という気持ちになります。重低音響く音を生み出しているバンドメンバーの皆様、そしてステージの真ん中で歌う矢野さんをライトがばちばちと照らしていて、身体がスパークするような衝撃を与えてくれます。

しかも今回はなんと、会場限定でダブルアンコールとして本当の最後に披露!

最初の曲を最後にやるというオタクが好きなやつ。最高。DFCとしてもダブルアンコールは予定していなかったらしく(それはそうだろう)、出てきたその場でこの曲をやることが決まったのだが、バイオリンのベチコさんがちょっと話しをしただけで完璧に合わせていて、その上ソロパートまでされていたのがすごすぎてビビりました。矢野さんが「天才なんですよ!」って褒めてたけど本当にその通りだと思う。

 

全部書くと本当にきりがないのでこんな感じで。このブログがアップされる時点ではまだアーカイブがあるので、見てくれ。

あとヴィレヴァンとのコラボ告知が改めてなされたり、新たに三曲分のMV公開が決まったりと、お知らせコーナーも盛りがった。ヴィレヴァンのは通販限定らしいですが、そのうち店頭にCDが置かれてほしいなぁと思います。

あとアンケートにも書きましたがライブ円盤が欲しい。ライブ音源CDも欲しい。くれ。

何卒……何卒……

 

 

ライブに行ける、ということ

アンコール後に出てこられたキーボード担当の多田さんが

「こんな状況でライブができるのがありがたい」というようなことを両日ともに仰っていましたが、参加したオタクとしても改めてライブに行ける歓びというものを噛みしめる2日間となりました。

今だから書きますが、ライブ2週間前くらいに矢野さんが体調不良との報が飛び込んできて、(終わった……! 私の夏が……!)と思っていました。コロナ感染者がバンバン出続けている状態、さらにここ最近では声優さんが感染したというニュースが特に多かったですから。もちろん中止となれば受け入れるつもりでいましたし、こればかりは仕方ないと思っていました。

(ただ飛行機はキャンセルしても返金ないはずだからどのみち東京には行っていたと思う)

検査の結果陰性、体調も回復されたとのことで無事行われましたが、中止という事態も当然起こりうるような中でできたのは本当にすごいことだと思います。だからこそ、その中で決められたルールは守りながらそれでも全力で楽しむことができたのは嬉しかったし、ありがたかったです。

配信でももちろん楽しめるしアーカイブも購入しましたが、会場に足を運んで身体を動かすことができる良さもまた、確かに存在するのだと思います。

重ね重ね、ありがとうございました。本当に楽しかったです。

 

 

以上、ざっくりとはしている気がしますが感想になります。

この文章で少しでも興味を持ったり、楽しい記憶を反復したりしていただければ幸いです。

 

さて夏コミが控えているんですが、このライブをもって私の夏はほぼほぼ終わったんですよね。なので私の中では残暑です。「残暑コミ」っていうことでいいかな?

 

冗談はさておき、夏コミが控えているのは本当なのでそれまでコロナ感染しないよう気をつけたいと思います。東京でもめちゃくちゃ飲み歩きしたかったんですが今回はそういう事情もあって我慢しました。みんなも気を付けようね!

ビッグサイトで会いましょう。

とりあえずその原稿が終わったので、心ゆくまでアーカイブ見ようと思います。

それではまた!